
リノベーションで気をつけなければいけないポイント☆
2016/12/6
いつもブログをお読み頂きありがとうございます。
さて、今日はリノベーションで気をつけなければいけないポイントをお話します。
もちろんリノベーションでも建築基準法や消防法は適用されます。
住宅のリノベーションやリフォームは、建築基準法が定める建築に該当します。
他にも、消防法や耐震改修法やバリアフリー法などなど法規はたくさんあります。
不動産業者がすべてを把握するのは困難なので、法令をきちんと厳守する建築業者を選ぶことが大事になってきます。
法令厳守の必要性
建築業者が法令を厳守しなければ、建築士であれば罰則を受ける場合もあります。
罰則がなくても民法上のトラブルになるケースも多いと思われます。
不動産業者も建築基準法は無縁ではなく、もしも建築基準法違反の物件を仲介すれば、不実告知などを買主から問われリスクを生じることにもなり得ます。
特に容積率や建ぺい率超過は違反建築物に当たり、こういった物件を仲介すれば信頼に関ります。
違反リノベーションの典型例
■一戸建て木造住宅に多い違反例
1.延焼のおそれのある部分の外装、開口部等の防火性能の不足
2.火気使用室の内装及び火を使用する設備周辺の不燃性能の不足
3.住宅用火災報知機の不適切な位置への取付や復旧忘れ
4.シックハウス対策の不足
5.居室の採光・換気面積の不足
6.容積率制限・建ぺい率制限・高さ制限などを超える計画
■マンションに多い違反例
1.火気使用室の内装及び火を使用する設備周辺の不燃性能の不足
2.住宅用火災報知機の不適切な位置への取付や復旧忘れ
3.避難ハッチの塞ぎや避難経路の幅員減少
4.躯体のハツリ、スリーブ空け
5.専有部分の設備と共用部分の設備との不整合
6.管理組合への届出・手続き等の不備など
なぜ違反建築が起きる
法令違反の工事を行ってしまう要因として、
①施工業者の能力不足
②施主の要望を優先してしまう
③法令を守ると費用と手間が掛かる
④施工業者の都合で作業を行う
などが上げられます。
この法令違反は、建築業者にありますが、施主にも責任が生じることもあります。また不動産業者が施主から受注し下請け業者に依頼した場合、不動産会社にも責任が生じるケースがあります。消防違反の物件などで火災が発生すれば刑事責任を問われるリスクもあります。
信頼できる建築業者を選びましょう
安いから良い訳でもなく、お施主さんの意見を良く聞いてくれるから良い建築業者でもありません。
いかにして法令を守り、お施主さんに説明できるかになります。法令厳守をしたから高額になるのは間違いで、法令を守りながらお施主様にとって良い設計をすることが、お客様の利益に繋がります。
最後までお読み頂いた方へ
弊社エースカンパニーが設計施工したマンションリノベーション動画を是非見てください。


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